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2005年02月14日
ソーシャル・マーケティング―行動変革のための戦略
■ 書籍情報
フィリップ コトラー, エデュアルド L. ロベルト (著), 井関利明(監訳)
価格: ¥5,097 (税込)
ダイヤモンド社 (1995/02)
「ソーシャル・マーケティング」とは、人々の行動を変える社会的キャンペーンの手法として、マーケティングの原理と技術を活用するものです。
本書は、薬物乱用防止や避妊、禁煙など、様々な事例の紹介を交えながら、それまで「市場の中のもの」と思われてきたマーケティングを社会変革に適用するための理論とノウハウをまとめています。
■ 個人的な視点から
熱心に社会的な活動をしている人たち(一部の公務員含む)には、自分たちの正義感や使命感を重視するあまり、活動自体が自己目的化してしまってしまうケースも少なくないように思われます。 NPOを例に出すと怒る人もいるので、叩かれ慣れている公務員を例にすると、「なまじ役人に一生懸命仕事されると、かえって「有難迷惑」でやりにくくて仕方がない」というケースは思い当たるのではないでしょうか。
これは言ってみれば「プロダクト・アウト」的な発想そのものなのです。これでは一方的に押し付けるだけで、関係者を巻き込んで問題を解決する「市場(いちば)」を作ることはできません。
台所事情に関しては厳しい世間の風にさらされている社会的活動家も、自分たちの活動自体に対しては世間の評価にさらされているわけではありません。マーケティングの眼で社会と自分たちの活動をきちんと見ることが、社会変革の成功につながるのではないかと考えます。
(なんだか昨日の教育と経済学の話に近づいてしまいました。教育関係者と社会活動関係者には似ているところが多いのかもしれません。)
■ どんな人にオススメ?
・社会変革の熱意は持っているけどツールは丸腰の人。
・自分の仕事を「暖簾に腕押し、糠に釘」と感じている公務員
■ 関連しそうな本
マルコム グラッドウェル (著), 高橋 啓 (翻訳) 『ティッピング・ポイント―いかにして「小さな変化」が「大きな変化」を生み出すか』 2005年02月12日
田中 弥生 『「NPO」幻想と現実―それは本当に人々を幸福にしているのだろうか?』
ジョン・P. コッター (著), 梅津 祐良 (翻訳) 『企業変革力』
青森県『政策マーケティングブック』
■ 百夜百マンガ
TAWARAの影響で『YAWARA』まで嫌いになってしまう人も少なくありませんが、『パイナップルARMY』→『MASTER KEATON』→『Monster』と続くビッグコミック系の作品は読み応えがあります。
パイナップルとキートンは基本的に一話完結なので古本で途中から読んでも違和感なく読めます。
投稿者 tozaki : 2005年02月14日 06:00
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【パイナップルARMY】