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2005年05月18日
民意民力―公を担う主体としてのNPO/NGO
■ 書籍情報
沢 昭裕, 経済産業研究所『公を担う主体としての民』研究グループ (編集)
価格: ¥1,995 (税込)
東洋経済新報社(2003/05)
本書は、公の担い手を行政部門である「官」が独占するのではなく、公の担い手としての民のあり方を解説しているものです。
構成は、巻頭に青木昌彦RIETI所長と北川前三重県知事の対談(この組合せで対談してるというだけでも「買い」です。「姫岡玲治」こと青木教授が安保闘争にも少し触れています。)、第1部にはNPOやNGOの当事者による「公」の分野での活動の実際、第2部には本書執筆の中心となった目加田説子氏、菅谷明子氏、村尾信尚氏の論文、そして、巻末には北川前知事他による座談会が収録されています。
本書では「民」としてはNPOやNGOが中心的に取り上げられていますが、企業の社会的責任(CSR)や社会起業家の話にも拡張してきいそうな内容です。
■ 個人的な視点から
本書では、「公」とか「官」とか「民」とかの言葉が出てきて、混乱しやすいのですが、ちょっと図に描いてみるとこんな感じです。

日本では、「公=官」という先入観が強い人が多いため、「公が責任を持つべき」という言葉はそのまま「行政が責任を持つべき」という意味として通用しています。
先週の日経の「経済教室」のシリーズ「公共を問う」でも、まさに本書に関連するテーマを田中直毅氏らが書いてますのでまだ読んでない方はぜひどうぞ。
■ どんな人にオススメ?
・新しい「公」の在り方に関心がある人。
■ 関連しそうな本
村尾 信尚 『役所は変わる。もしあなたが望むなら』 2005年03月18日
北川 正恭 『生活者起点の「行政革命」』 2005年03月07日
谷本 寛治, 田尾 雅夫 (編著) 『NPOと事業』 2005年01月28日
上山 信一 『「政策連携」の時代―地域・自治体・NPOのパートナーシップ』 2005年03月28日
D. ヘントン, K. ウォレシュ, J. メルビル (著), 加藤 敏春 (翻訳) 『市民起業家―新しい経済コミュニティの構築』 2005年03月15日
フィリップ コトラー, エデュアルド L. ロベルト (著), 井関利明(監訳) 『ソーシャル・マーケティング』 2005年02月14日
■ 百夜百マンガ
『シャコタン★ブギ』の合間の不定期連載だったはずが、いつの間にかこちらがメイン連載になってしまったのですが、『シャコタン★ブギ』はどうやって終わったのでしょうか・・・?
『頭文字D』にしてもそうですが、「悪魔のZ」も連載から10年以上経つとさらに旧車度が高まります。
作者は、売れない頃はキャベツばかり食べていたらしいですが、ヒット作が2つ続いてよかったですね。
投稿者 tozaki : 2005年05月18日 07:00
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