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2005年06月25日

書くためのパソコン

■ 書籍情報

書くためのパソコン   【書くためのパソコン】

  中野 明
  価格: ¥693 (税込)
  PHP研究所(2000/05)

 本書は、文章を書くための道具としてのパソコンの使い方、の解説書です。人間との接点であるキーボードへのこだわりから、なんとなく使っている人の多い日本語入力システム(FEP/IME)、エディタやアウトラインプロセッサなどの「通」なソフトの使いこなし方、電子辞書・電子百科事典・インターネットなどでの情報収集方法など、パソコンで文章を書くための基本的な「作法」が、パソコンを使って文章を書く専門家である著者自身のライターとしてのノウハウをベースに語られています。
 キーボードに対するこだわりは、キーのストロークの深さや重さにこだわり、サイズなど様々な条件を比較し、とにかく一度いくつかのキーボードを叩いて比較してみたくなります。
 エディタやアウトラインプロセッサの使い方の説明は、この部分こそがテクニック的な「書くためのパソコン」のコアの部分です。エディタで文章を書き始める人もいれば、アウトラインプロセッサで構想を練りながら文章を組み立てる人もいますが、これらのテクニック(というよりもソフトの存在)を知らずにパソコンで文章を書いている人は、もしかしたら相当のロスをしているかもしれません。「パソコンで文章を書く」と言うと、いきなりMS-Wordなどのワープロソフトを立ち上げて「印刷レイアウト」の画面とにらめっこを始めてしまう人がいます。そういう人に限って、「CPUが遅い」「パソコンが古い」とイライラして文句ばかり言っていたりします。まるで、小論文の試験でいきなり原稿用紙に書き始めるようなものです。一度エディタやアウトラインプロセッサを使ってみると、仕事の能率も上がり、イライラすることも減るのではないでしょうか。
 仕事としてパソコンを使って文章(レポートの作成などを含む)ことで給料をもらっている人は、一度本書を読んでおくと、今までの文章の書き方がいかに無駄だらけだったかに気づくきっかけになると思います。


■ 個人的な視点から

 料理人は包丁にこだわり、小説家は万年筆にこだわる、と言いますが、パソコンを使って文章を作ることを仕事にしている人は何にこだわれば良いのでしょうか。常に最新のパソコンを使うことでしょうか。もちろん、画像処理など、パソコンで行う作業の内容によっては、最新のパソコンを使うことで大きく能率の上がる仕事もありますが、多くの人にとって、最新のパソコンと7~8年前のパソコンとで、仕事の能率は大きく変わらないのではないかと思います。CPUの性能が2倍になったからと言って、2倍の量の文章を書くことはできないのです。
 それよりも大事なのは、人間の肉体とコンピュータとのインターフェースであるキーボードです。キーボードの打ちやすさや形状によって仕事の能率は大きく変わり、疲れ方もまるで違います。私は職場ではノートPCを使っていますが、キーボードは自分の外付けキーボードを使っています。こうすると、モニター画面との距離を1mほどとることができて目が疲れませんし、自然な姿勢で打つことができるので肩も凝りません(一日中ノートパソコンにかじりついてキーボードを打つなんて人間業じゃありません。)。また、私の使っているIBMのスペースセーバーキーボードは、Thinkpadのようにキーボードの中に赤いトラックポイントがマウス代わりについているので、手首の位置を動かさずにカーソルの操作ができるのも楽チンです。職場には他に、ファンクションキーなどの余分なキーを全て省いて小型化した「Happy Hacking Keyboard」という非常に使いやすいキーボードを愛用している人もいます。
 ノートパソコンのキーボードは交換できませんが、外付けキーボードはPCを交換してもなれたものを使い続けることができます。秋葉原にはキーボードの専門店もありますので、一度何十種類ものキーボードを比較してみませんか?

「クレバリー2号店 」


■ どんな人にオススメ?

・仕事でワープロソフトを使っている人。


■ 関連しそうな本

 梅棹 忠夫 (著) 『知的生産の技術』 2005年05月05日
 中野 不二男 『メモの技術―パソコンで「知的生産」』
 川喜田 二郎 『発想法―創造性開発のために』
 板坂 元 『考える技術・書く技術』

■ 関連しそうなキーボード

 Lenovo 『USBスペースセーバーキーボード』
 PFU 『Happy Hacking Keyboard』


■ 百夜百音

ポンキッキーズ・メロディ【ポンキッキーズ・メロディ】 V.A. オリジナル盤発売: 1995

 今では土曜の朝6時からの30分番組になってしまったポンキッキーズですが、一時は平日毎朝1時間放送していました(こんなところにも少子化の影響が・・・?)。当時の勢いをそのまま伝えているのがこのアルバムです。電気グルーヴ、山下達郎、渡辺貞夫、矢野顕子らのビッグネームが集結。「2.歩いて帰ろう(斉藤和義)」は、朝のカーステでかけると元気が出ます(「帰ろう」って歌なんですが。)。
 学生時代は、朝に「ウゴウゴルーガ」と「ポンキッキーズ」を観てから寝る、というのが毎日の生活パターンでしたが、銀行の窓口が開いている時間に起きられないので苦労しました。
 ポンキッキーズの司会を、アムロと蘭々とピエールとMCボーズの4人で交代で担当していたのに、いつのまにか蘭々&ボーズばかりが司会をしていました。


『一寸桃金太郎』一寸桃金太郎

投稿者 tozaki : 2005年06月25日 10:00

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