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2005年06月26日
経済ってそういうことだったのか会議
■ 書籍情報
佐藤 雅彦, 竹中 平蔵
価格: ¥1,575 (税込)
日本経済新聞社(2000/04)
本書は、今や内閣府特命担当大臣になってしまったヤワラちゃんこと竹中平蔵氏に、「だんご3兄弟」で有名なクリエーター佐藤雅彦氏が素朴な質問をする形で進行する経済の解説書です。「経済学」と言うと、何やらお金の計算ばかりしているというイメージを持つ方もいるかもしれませんし、大学で単位をとった人にとっては需要やら供給やらのグラフや数式を思い浮かべるかもしれません。また、「経済学者」というイメージは、まさにそういう分かりにくいことをしている人たちというイメージなのではないでしょうか。
しかし、本書では、経済学(エコノミクス)をその語源、すなわち「共同体のあり方」という意味である「オイコノミコス」というギリシャ語から説明を始めています。佐藤氏はこの「共同体のあり方」という言葉に深い衝撃を覚え(本人の別の著書から言葉を借りれば「クラクラ」という感覚に陥ったのでしょうか)、経済の仕組みとは、世の中全体がうまくいくように祖先が考え出したものなんだ、と給に経済学に関心を持ち始め、竹中氏に経済に関する素朴な質問をぶつける「会議」を始めます。
「お金」とは何か、「株」とは何か、「投資と消費」とは何か・・・。テーマだけ挙げると普通の経済学の教科書みたいですが、貨幣は牛乳瓶のフタの話に喩えてみたり、東インド会社の話から株式会社を説明してみたりと、身近ゆえに本質的な解説がされています。要所要所に出てくる佐藤氏手書きの「竹中語録」がポイントです。
文庫版も出ていますので気楽に読むことができます。
■ 個人的な視点から
聞きなれた「株式」という言葉が「株」式だということに、言われてみれば!という衝撃を受けました。言ってみれば、「様式」「和式」「アミノ式」「ねじ式」とかと同じような用法での「式」なんですね。
竹中氏のお話は、今年3月の「スーパー公務員養成塾」で聞く機会がありましたが、柔和な顔に鋭い突っ込み、そして卓越したコミュニケーション能力に感激しました。
■ どんな人にオススメ?
・「共同体のあり方」を一緒に考えたい人。
■ 関連しそうな本
佐藤 雅彦, 竹中 平蔵 『経済ってそういうことだったのか会議 日経ビジネス人文庫』
佐藤 雅彦 『佐藤雅彦全仕事』 | 2005年05月07日
慶応義塾大学佐藤雅彦研究室, 佐藤 雅彦 『日本のスイッチ』
竹中平蔵 『竹中平蔵の特別授業―きょうからあなたは「経済担当補佐官」』
■ 百夜百音
【PSYCHO-DELICIOUS】 PINK オリジナル盤発売: 1987
伝説のミュージシャン集団「PINK」のアルバムです。それぞれがピンで活躍できる(実際に活躍してます。)個性的なミュージシャンがぶつかり合うサウンドは当時はあまり理解されなかった?
このアルバムは3枚目ですが、方向性の違いが出始めた頃ではないかと思います。
ヴィブラトーンズは福岡つながりということで。
投稿者 tozaki : 2005年06月26日 07:00
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