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2005年07月30日
名将に学ぶ人間学―人生は、この頭の働きと器量しだい!
■ 書籍情報
童門 冬二
価格: ¥1,130 (税込)
三笠書房(1995/12)
本書は、『小説 上杉鷹山』で知られる作家である著者が、歴史上の人物・出来事を現代の組織・人間管理の目で解釈し直すという自身の持ち味を活かして、戦国武将や幕臣たちの行動・逸話から現代社会に生きる我々に有益な人間学を読み解いているものです。
戦国の乱世にあってこそ、なお活きてくる人の心の機微に対する細やかな心遣いや、幕藩体制という巨大なサラリーマン社会を生きる名将たちの人たらしな手練手管など、現代社会に生きる者としても思わずうなづかずにはいられない様々な教訓が込められています。
「歴史小説なんてオヤジが通勤電車の中で読むもの」という抵抗感がある人(というか私がそうでした)でも、一つ一つのエピソードが短く、また現代のサラリーマン社会(著者が現役だった高度成長期テイスト溢れるものですが)に読み替えながら書かれているので、気軽に読むことができます。うっとうしそうな時代劇だと思っていたら、植木等の一連のサラリーマン映画や『釣りバカ日誌』のようなビジュアルが浮かんできそうです。
■ 個人的な視点から
著者は、元は東京都の職員をされながら小説を出版しているという二足の草鞋を履いていることで、現役時代から有名だったそうです。当時部下だったという方のお話によると、小説家という顔を持っているということにとどまらず、職員として、そして上司としても大変傑出した方だったそうです。仕事の中で培った人間観察眼が小説に深みを与え(というよりこの人の場合はそれが売りだったわけで)、一方、歴史を見る目が仕事上の人間管理に好影響を与える、というような相乗効果があったのではないかと推測されます。
3年前に行政経営フォーラムの例会にお招きし、「リーダーシップの本質」と題したご講演をいただきました。さすがに人の心の機微に通じた方だけあって、どっと笑わせるところ、ぐっと引き込むところのメリハリの利いた講演はすばらしかったです。
■ どんな人にオススメ?
・「歴史小説はどうも苦手」という人。
■ 関連しそうな本
童門 冬二 『小説 上杉鷹山』
童門 冬二 『上杉鷹山の経営学―危機を乗り切るリーダーの条件』
童門 冬二 『渋沢栄一 人生意気に感ず "士魂商才"を貫いた明治経済界の巨人』
■ 百夜百音
【BLUE HEARTS】 (試聴あり) THE BLUE HEARTS オリジナル盤発売: 1987
高校生のときにめちゃくちゃ流行りました。当時のバンドブームの中で一番コピーしやすかったというのもあるかも。「あんなの歌謡フォークだ」ってバカにして言う人もいますが、カテゴリーにこだわる人たちはレーベルしか読まないで音は聴いていないんじゃないかと。そういう人たちが蔓延っているのは音楽に限った話ではないのですが。
そういえば、同じころ流行っていたジュンスカってありましたけど、こっちは「なんだかな~?」って感じでした。
『WALK TOWARDS THE FUTURE~JUN SKY WALKER(S) BEST~』
投稿者 tozaki : 2005年07月30日 09:00
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コメント
過去の偉大な人物・経営者に焦点をリーダーシップ等々を論じるのは良くある手段だと思いますが、我が国に根付いた文化や社会を背景にリーダーシップを論ずる時、過去の偉大に人物に焦点を当てることは、1つの大きな試みかなと思ったりします。
投稿者 Yusuke : 2005年08月01日 17:10
