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2005年08月11日
チェンジメーカー 社会起業家が世の中を変える
■ 書籍情報
渡邊 奈々
価格: ¥1,680 (税込)
日経BP社(2005/08/04)
本書は、世界を変革している18人の社会起業家、NPO/NGOを動かす人たちを、写真家である著者の手によるポートレートによって紹介したものです。もちろんそれぞれの写真には、18人の「チェンジメーカー」たちの活動の紹介やインタビューが掲載されていますが、この「世界を変革する人」のエネルギーを一番伝えているのは18枚のポートレートではないかと思います。
紹介されているのは、「社会起業家の父」と呼ばれ、社会起業家を物心両面からサポートする「アショカ財団」(※文末にアショカの話が聴けるイベントのお知らせあり)というNPOを1980年に35歳で立ち上げたビル・ドレイトン氏や、廃墟と化していたNYのホームレスのシェルター「タイムズ・スクエア・ホテル」を再生することで周辺一帯をよみがえらせた「コモン・グラウンド・コミュニティ」のロザンヌ・ハガティ氏などの超メジャー級の社会起業家から、世界中の貧困や人権侵害に取り組む「プロジェクト・インパクト」や「国境なき医師団」、「インターニューズ」、「国境なき記者団」などのNGOまで多くのフィールドで活躍し、世界を変革している人たちです。
彼らに共通しているのは、我々誰もが社会的な問題をTVや新聞などの報道で知り、日々の生活の中で目にしてもそのまま素通りしてしまうのに対し、「自分に何ができるだろうか?」という極めてパーソナルな問題意識から小さな実践をスタートし、大きな変革のエネルギーに育て上げていっている点です。
読めば誰もが「カッコいい!」、「自分も何かできないか?」と勇気付けられ、熱い気持ちになれます。子供の頃、冒険モノのマンガや小説を読んで、すっかりその気になってしまったように、本書はいい年した社会人を熱い気持ちにさせてしまう「オトナの冒険モノ」なのです。
■ 個人的な視点から
8月27日に、米国からアショカ財団とREDFという支援組織を招いたフォーラムを開催します。ちょうどその直前のタイミングに出版された本書を読んで、アショカなどの社会起業家の存在を知り、関心を持つ人も多いと思いますが、そんな人はぜひ、27日のフォーラムを聴きに来てください。文末に詳しいお知らせを掲載しています。
本書で紹介されている社会起業家の行動力にはどれも驚かされるものばかりなのですが、個人的にツボにはまってしまったのは、不登校児向けの単位認定型フリースクール「スマイル・ファクトリー」を運営している白井智子氏が、子供たちの実態を知るために、小学5年生に成りすまして二ヶ月間「潜入」調査を行った、というものです。彼女を子供たちに紹介した校長先生のコメントは「トモちゃんはオーストラリアで毎日ステーキばかり食べていたらこんなに大きくなっちゃったんだ。」(!)。ステーキ食べ過ぎて大きくなった、という辺りに校長先生の世代感が出ちゃいますね。校長先生、GJです! 「ある日、学校に大きな同級生がやってくる。」って映画かマンガにできそうなエピソードですね。異質な存在が教室にやってくることのインパクトは子供たちにいい影響があったのではないかと思います。
■ どんな人にオススメ?
・小さな社会的な問題に気づいていても何をしたらいいかが分からない人。
■ 関連しそうな本
金子 郁容 『ボランタリー経済の誕生―自発する経済とコミュニティ』
町田 洋次 『社会起業家―「よい社会」をつくる人たち』 2005年02月16日
斎藤 槙 『社会起業家―社会責任ビジネスの新しい潮流』 2005年06月01日
D. ヘントン, K. ウォレシュ, J. メルビル (著), 加藤 敏春 (翻訳) 『市民起業家―新しい経済コミュニティの構築』 2005年03月15日
谷本 寛治, 田尾 雅夫 (編著) 『NPOと事業』 2005年01月28日
フィリップ コトラー, エデュアルド L. ロベルト (著), 井関利明(監訳) 『ソーシャル・マーケティング』 2005年02月14日
■ 百夜百マンガ
ジャンプ出身の鳥山明がキャラデザしたゲームを元にマンガ化、という複雑な経緯をたどっています。このマンガがゲームになったらもっと複雑です。
印象に残っているのは主人公よりも脇役の「クロコダイン」。悪役として登場して、敗れた後で仲間になり、体を張って主人公を守る、というジャンプ路線の王道的なキャラです。
Social Innovation Forum______________________
_____ 【CSRから社会変革投資へ、そのリターンを考える】______
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米国において社会起業家が起す社会変革事業への支援を
を行っている財団、アショカやREDFからのゲストが参加する
「日米ソーシャル・イノベーション・フォーラム」
ご 案 内
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■ 2005年8月27日(土曜日)13:30~17:00 ■
*** 定員 200名/日英同時通訳付 ***
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【会 場】日本財団ビル2F・大会議室 (東京都港区赤坂1-2-2)
地図:http://www.nippon-foundation.or.jp/org/profile/address.html
*
【共 催】CAC-社会起業家研究ネットワーク(http://cacnet.org)
東京アメリカンセンター
(http://japan.usembassy.gov/t-main.html)
ソーシャル・インパクト・アセスメント・プロジェクト専門委員会
【助 成】国際交流基金日米センター(CGP)(http://www.jpf.go.jp/j/cgp_j/)
【後 援】東京財団(http://www.tkfd.or.jp/)
【資料代】一般2000円 学生1000円
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近年、社会変革に必要な人材として、社会起業家(ソーシャル・アントレプレナー)
が注目されるようになってきました。 しかし、一般的に社会的な問題を解決する
人材やプロジェクトに必要な投資や寄付が行われているとはいえません。
米国では、社会起業家への支援を通じて社会変革を起こすことをミッションとする
【アショカ】が世界で最初のグローバルなネットワークを構築し活躍しています。
⇒ ≪社会変革を促す本当に必要な投資とは何でしょうか?≫
また、【REDF】など米国の先駆的な財団では、社会変革をおこす支援活動を投資と
捉え、投資効果を評価する興味深い動きがでてきました。
⇒ ≪社会的投資効果をどう測定すればいいのでしょうか?≫
日本でも、企業の社会的責任(CSR)や社会的責任投資(SRI)が話題になっている
にもかかわらず、その意義、成果、そして評価については、これから更に議論を深
めていく段階だと思います。
こうした2つのテーマを中心に、本フォーラムでは、ソーシャル・イノベーションを
世界の潮流ととらえ、日本での「社会変革のためのお金の使い方とその評価」につい
て話し合いたいと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。
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■プログラム・スケジュール
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13:30~13:35 開会挨拶 東京アメリカンセンター 代表者
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<第一部> 基調講演:「ソーシャル・アントレプレナーが社会変革をおこす」
13:40~14:10 ビル・カーター氏(アショカ理事)
Mr. Bill Carter, Founding BoardMember, ASHOKA
“ソーシャル・イノベーションと個人の力”
"Social Innovation and Power of Ideas"
14:15~14:45 シンシア・ゲアー氏(REDF 社会起業部門担当ディレクター)
Ms.Cynthia Gair, Portfolio Director, REDF
“ソーシャル・アントレプレナーへの支援と社会的投資効果”
"Social Return on Investment"
14:45~15:05 質疑応答
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15:05~15:20 Coffee Break <スワン赤坂店のコーヒー>
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<第二部> パネルディスカッション:
「CSRから社会変革投資へ、そのリターンを考える」
15:20~16:20 パネリスト:
・ビル・カーター氏(アショカ 理事)
・シンシア・ゲアー氏(REDF ディレクター)
・渋澤健氏 (シブサワ・アンド・カンパニー株式会社 代表取締役)
・スーザン・ストラウド氏(ICP: Innovations in Civic Participation代表)
・谷口奈保子氏(NPO法人ぱれっと 理事長)
*各人のプロフィールはhttp://cacnet.orgをご参照ください。
(司会) 比留間雅人氏(CAC-社会起業家研究ネットワーク・メンバー)
16:20~16:50 質疑応答
17:00 閉 会
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■お申込み&お問い合わせ先 *申込締切:2005年8月24日(水)*
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EmailまたはFAXにて下記申込フォーマットをお送り下さい。
【宛先】 東京アメリカンセンター
・FAX 03-3436-0900
・E-mail Tacprogram@state.gov
------ソーシャルイノベーションフォーラム(8・27)お申込フォーム ------
●ご氏名
日本語:
英 語:
●ご所属
日本語:
英 語:
●連絡先
TEL:
FAX:
E-mail:
●同時通訳レシーバー: □要 □不要
●参加動機
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投稿者 tozaki : 2005年08月11日 07:00
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