« NPOバンクを活用して起業家になろう!―組織作りから資金調達まで | メイン | 悪魔の発明と大衆操作―メディア全体主義の誕生 »
2008年02月23日
思わず話したくなる社名&商品名の謎―なぜか気になる社名・商品名の由来760
■ 書籍情報
【思わず話したくなる社名&商品名の謎―なぜか気になる社名・商品名の由来760】(#1129)
田中 ひろみ
価格: ¥1470 (税込)
日本文芸社(2003/07)
本書は、「誰もが知っている664社の社名と身近な商品名・企業キャラクター名の由来を掲載」しているものです。
第1章「意外に知らない社名の由来」では、「ブルドッグソース(株)」の社名が、
・ブルドッグ犬がソース発祥の国であるイギリス生まれである
・大正時代、日本の家庭でペットとして人気だった
ことから商品名として採用されたことを紹介しています。
また、「(株)亀屋万年堂」のお菓子の「ナボナ」が「ローマのナヴォーナ広場で毎年行なわれる菓子祭」に感銘を受けたことにちなんでいることが述べられています。
この他、ミシンの「ブラザー工業(株)」が、10人兄弟が興した会社であること、「モスバーガー」の「(株)モスフードサービス」の社名が「Mountain」「Ocean」「Sun」の頭文字にちなんだものであること、ガステーブルの「リンナイ(株)」が創業者の林さんと内藤さんの頭文字「林内」にちなんでいること、「グンゼ(株)」が養蚕の振興という「郡の方針」を意味する「郡是」と書いていたこと、「イカリソース(株)」の社名が創業者が船の事故で命をつないだいかり綱にちなんでいることなどが紹介されています。
第2章「まだまだ続く社名の由来」では、通販化粧品会社の「(株)ディーエイチシー」の「DHC」が「大学翻訳センター」の略称であることや、化粧品メーカーの「(株)ちふれ化粧品」が消費者団体の「全国地域婦人団体連絡協議会(全地婦連)」との共同系商品事業に由来していることなどが紹介されています。
また、洋菓子メーカー「モロゾフ(株)」が、ロシア革命でロマノフ王朝が崩壊したために、国外へ亡命して日本にたどり着いた、洗練された製菓技術を持つモロゾフ一家の名前にちなんでいること、「ヱスビー食品(株)」の「S&B」が太陽と鳥を図案化した「ヒドリ印」の商標にちなんでいることなどが紹介されています。
第3章「なぜか気になる商品名・キャラクター名の由来」では、ハウス食品の「ククレカレー」が「クック」+「レス」で調理不要という意味であること、エーザイの「チョコラBB」が実際には世に出なかった「チョコレートコーラ」という飲料にちなんでいること、脱臭剤の「キムコ」がミスユニバースの伊藤絹子にちなんだものであること、「カステラ一番、電話は二番」の「文明堂」の電話番号が本当に「0002」であること、「(株)ディーシーカード」のCMに登場する「カッパ」と「たぬき」が「他を抜く」と「人を引きずり込む」ということで縁起がよいとされたことなどが紹介されています。
また、興和の「ウナコーワ」が「至急電報」を意味する「ウナ電」にちなんで「早く効く」という意味で名付けられたことが紹介されていますが、今やまったく意味不明です。「うなぎのように長い電報」のことかと思う人も少なくないのではないでしょうか。
本書は、普段目にする企業名や商品名の由来を教えてくれる一冊です。
■ 個人的な視点から
ちなみに「ウナ電」の「ウナ」は、英語の「urgent」(至急)をの2文字「UR」のモールス信号が和文モールスでは「ウナ」になることにちなんでいるそうです。
そうなると「ウナ丼」は急いで出てくる丼ものなのでしょうか。少なくとも知っている鰻屋さんでは急いで出てくるメニューではないように思います。
■ どんな人にオススメ?
・自分の会社の社名の由来を知らない人。
■ 関連しそうな本
本間 之英 『誰かに教えたくなる社名の由来』 2005年09月10日
本間 之英 『誰かに教えたくなる社名の由来〈Part2〉』 38606
湯元 俊紀 『語源ブログ ネットで探るコトバの由来』
荒俣 宏 『広告図像の伝説』
■ 百夜百音
【オーガニック・スタイル】 クライズラー&カンパニー オリジナル盤発売: 2007
葉加瀬太郎の強烈な髪型ばかりが注目され、そのままキャラとして定着してしまいましたが、他のメンバーは今何をしているのでしょうか。
投稿者 tozaki : 2008年02月23日 22:00
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.pm-forum.org/MT3/mt-tb.cgi/1654