PMFJ会員チャーター20070427号

行政経営フォーラム新体制について

2007年4月27日

木下敏之と内藤文子が共同代表として、「行政経営フォーラム」の運営を引き継ぐこととなりました。

会員の皆さんとともに、行政が良くなるための活動をしていきますが、これから運営を行っていくに当って思うところを述べさせていただきます。

 

1.行政経営フォーラムとはどんな場であるか

 これからの行政経営フォーラムは、行政を良くしようと活動している人、あるいは活動を志す人が、智恵を出し合い、互いに勇気を鼓舞する場となるように運営していきます。

 もちろん、ここでいう「行政を良くする」とは市役所内部の執行のあり方といった狭い意味ではなく、行政とかかわりを持つ活動を通じて「地域社会を良くすること」を意味します。

 この目的は、当然のことですが、行政だけでは達成できませんから、市民、企業、公務員など地域のみんなでこれを担う必要があります。

 

2.会員の皆さんにお願いしたいこと

 私たち共同代表は、更新される会員の皆さんに、特に、次のことをお願いします。

(1)行政経営フォーラムは、会員の自主性が基本です。

  自分がやりたいと思うことをどんどん提案して、そして活動していきましょう。

(2)自分が行政をよくしていくためにこんなことをしたいという具体的な目標(期限付き)を立てましょう。

  なぜなら、自分がPDCAのサイクルを回していないのに、他の人にそれを求めてもうまく行かないと思うからです。

 

3.行政経営フォーラムの具体的目標

 行政経営フォーラムがどのようなテーマを議論するかについては、特に限定して定めることはしません。

 なぜなら、会員の自主性が原則であるので、誰かがこんなことをやりたいと提案し、それに賛同する人がともに活動することによって、自然と主な活動が定まっていくべきだと思うからです。

 そこで、この所信表明では、共同代表の二人がどんなことについて議論し、実行に移していきたいと考えているかをお話します。


 まず、内藤の考えていることは、以下の通りです。

 改革はトップダウンでなければだめというけれど、トップが行政組織の経営にあたってより良い選択をするためには、現場からの判断材料が重要。

 そこで、現場の公務員のエンパワーメントに取り組みたいと思います。

 エンパワーメントにも、いくつかの方向性があると思いますが、例えば、行政の専門性を追及する、「目指せ!シティマネージャー」、あるいは、地域社会とのかかわりの中で発見した課題に取り組む、「目指せ!社会起業家」、「目指せ!市長、議員」などというのもありかと。

 公務員のキャリアプランには、定年まで・・以外の道があるということも視野に入れて、そのエンパワーメントにかかわる活動をしながら、きっちり社会に役立つ人材を育てよう!

(一公務員としては、そういう人材になろう!)と考えています。

 その手法については、これからみなさんと意見交換をさせてくださいね。


 次に、木下の考えていることですが、以下の通りです。

(1)かなりの地方都市では、人口減少と高齢化の進行のダブルパンチに見舞われています。そして、主要な産業が建設業と行政しかないところはさらに悲惨です。このような自治体が今後どのような運営をしていくべきか。この話題は、東京や名古屋のような自治体には一見関係なさそうですが、今から将来を見据えて準備しておけば、「不都合な未来」の到来を遅らせることは出来るかもしれません。

(2)県庁から市町村への分権をどのように進めていくか。

(3)マニフェストを掲げて当選した首長が、行政組織を経営して、マニフェストを実現していく具体的手法とはなにか。

 また、会員の方に、議論のリードをお願いしたいと木下が期待しているテーマは以下の通りです。

(4)職員の専門的知識・能力を向上させる方法、自己研鑽の方法

(5)NPM以降の世界の行政経営の最新事情

(6)トヨタ方式等企業の変革活動を取り入れた自治体の成果と課題(特に岩手県)

 

 これ以外のテーマについて議論をしていきたいと考えている方も大歓迎です。どんどん提案してください。お待ちしています。

 

4.行政経営フォーラムは地域活動の応援をします

 地域によって課題は様々です。九州の「もやい」や関西の「PMF関西」のように、地域のメーリングリストを中心として、お互いの密接な情報交換や活動を促進していきたいと考えています。

 なぜなら、地域によって課題は大きく異なるからです。

 そのために、新しい経営委員には、地域の活動のお世話をする方をお願いしています。

 なお、会費の中から、地域活動のための資金を配分することも、経営委員会で議論していきたいと考えています。

 

5.行政経営フォーラムは、メーリングリストの活発化に取り組みます。

 なかなか、最初に議論を起こすことは難しいのは事実です。

 このため、経営委員には、話題の提供をお願いしています。

 また、会員の中には、諸外国の先進事情に明るい方もいらっしゃいます。

 幅広く話題を定期的に提供していただく方をお願いして、メーリングリストを盛り上げたいと思いますので、会員の皆さんもメーリングリストの利用をお願いします。ぼやきも、大歓迎です。

 

6.新経営体制について

共同代表のほか、副代表は桧森さんにお願いしました。

○共同代表

 木下敏之(木下敏之行政経営研究所)

 内藤文子(浜松市)

○副代表

 桧森隆一さん(ヤマハ)

また、共同代表・副代表が相談して、以下の方に経営委員などをお願いしました。

○経営委員

 渋谷和久さん (国交省九州地方整備局)  

 白川志保さん (広島大学)   

 神牧智子さん (大阪府庁)        

 山口登督さん (美濃加茂市役所)     

 戸崎将宏さん (千葉県庁)      

 岡久陽子さん (横浜市役所)    

 山中俊之さん (日本総研)       

 細田健一さん (日本電波工業)             

 阿部由紀江さん (新潟市役所)       

 筒井文彦さん (飯田市役所)       

 小椋正さん  (福島県庁)  

○監査  後千代さん(愛知大学)

 

7.会員チャーターについて

 行政経営フォーラムでは、運営に関する決めごとは、「会則」という形式ではなく、その都度、決め事を英米法的に付け足す「会員チャーター」というスタイルをとっています。

 今後もこの方式を踏襲します。また、新経営体制の発足に伴い、チャーターの改定や新たなチャーターの制定を行ないますが、チャーター第1号の主旨(目的、会員の権利、義務)は変わりません。

 

8.例会について

 5月26日(土)に、新体制として最初の例会を開催します。

 会場は東京あるいはその周辺を予定しています。

 是非、皆さん、参加してください。

お互いに力を出し合って、PMFを盛り上げていきましょう。

 

9.名簿の会員への公開について

 今は、会員データベースで、氏名、所属、電話番号、メールアドレスを確認することができます。

 今年度は、これに加えて入会申請の際に記入していただく「自己紹介」「「行政経営フォーラムに期待していること・やってみたいこと」などを会員どうしが互いに確認できるよう

にしたいと思っています。

 (現在、いろいろと調整中です。)

 

10.おわりに

 以上、木下、内藤の共同代表が、行政経営フォーラムの運営について考えていることを述べさせていただきました。

 繰り返しになりますが、皆さんの参加と行動なくしては、このフォーラムは世の中を変えていくことは出来ないと思います。

 

 変革の波がいったん静まった感もありますが、次の大きな飛躍に向けてともに行動していければ、幸せです。

 これからよろしくお願いいたします。

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