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2006年09月26日

亜臨界水による再資源化プラント見学会in大阪府エコタウン

私が研究会の主査の一人をしているKNS循環研では、環境技術も研究のテーマの一つになっています。今回は、同じく主査の三宅さんのご尽力とKNS会員の近畿環境興産田中さんのご協力で、最新の環境技術を駆使したプラント見学企画が実現しました。
KNS非会員の方も参加可能です。ぜひご見学ください。

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第12回KNS循環型社会研究会
「水のチカラで資源を創る-
   亜臨界水による再資源化プラント見学会in大阪府エコタウン」
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第12回KNS循環型社会研究会では、安全で環境にやさしい水を反応溶媒とする亜臨界水反応を
今後の廃棄物再資源化のコア技術として捉え、21世紀COEプログラム採択拠点リーダー大阪府立大学
吉田弘之教授と共同研究を行っておられる近畿環境興産株式会社様の亜臨界水による再資源化プラントの
見学会を行います。

本プラントでは、亜臨界水反応を利用し、化学工業、機械・金属・鉄鋼業など様々な業種から
排出される有機塩素系廃溶剤等を脱塩素化し、アルコール、有機酸、塩化ナトリウム、低級燃料油など
に分離・分解し、工業原料として製造する脱塩再資源化システムほか、同システムから回収される
メタノールと動植物性油脂製造時に発生する精製残渣等から、亜臨界水反応によりバイオディーゼル
燃料を製造するシステムが稼動しています。

また、本プラントは大阪府エコタウン事業としても全国から注目をうけているものです。
http://www.epcc.pref.osaka.jp/junkan/ecotown/
この機会に、ぜひ、最先端の環境技術を、その目でお確かめください!

■日時:平成18年10月21日(土) 午後3時~5時
■集合場所及び時間(タクシーに分乗):南海本線石津川駅改札午後2時40分
■場所:近畿環境興産株式会社堺SC工場
  大阪府堺市西区築港新町4-2-4
   http://www.rematec.co.jp/about/about.htm
   (堺SC工場の地図のアイコンをクリックしてください)
   ※ 南海本線石津川駅からタクシー10分
■研究会内容:
 (1)亜臨界水による再資源化事業について
           近畿環境興産株式会社 取締役統括本部長 田中靖訓氏
 (2)亜臨界水による脱塩再資源化及びバイオディーゼル燃料製造プラントの見学
■会費 500円(KNS運営協力金として)
  ※工場までのタクシー代金については各自で精算してください。
■申し込み
 第12回KNS循環型社会研究会への参加申し込みは下記フォームから、
 「10/21循環研参加」と明記の上お申し込みください。
 http://kns.gr.jp/eventform/
■交流会
 交流会を南海本線石津川駅周辺の居酒屋で行います。参加費:実費精算
 ご希望の方は、上記フォームの交流会参加希望にチェックをお願いします。

投稿者 kamimaki : 08:16

2006年09月06日

北海道へ(2)

釧路湿原はラムサール条約登録湿地で、その面積は203平方キロ。日本でもっとも広い湿原だが、その広さはこの50年で20%も減少しているそうだ。
湿原を走る釧路川はくねくねと蛇行してるが、一部は直線に人工的に施工されている。このような人為の行為も湿原の減少に拍車をかけているし、開拓時代から今日にかけて、この広大な湿地をなんとか開拓できないかと試みた人間の痕跡がいたるところにあるのだろう。
今釧路湿原では過去の蛇行を取り戻す検討を含め、自然再生プロジェクトが進行中であるという。

http://www.kushiro.env.gr.jp/saisei/

今回の旅行で気がついたのは、観光ガイドの変容である。家族で旅行した6年前に、人間の行った環境破壊行動をガイドが伝える場面は大変少なかったように思う。同じく観光ガイドを利用したのは15年前になるが、このときは現在紹介されている観光資源でもいくつかは、とるにたりないもの、役にたたないものであるかのように扱われてることが多かったように思う。そのときは季節は冬で、吐き捨てるように冬の北海道に来ても雪しか見るものがない、というようなガイドぶりで失望さえしたのに。

今回の旅行では、先の湿原の減少だけではなく摩周湖の透明度が下がった理由が昭和初期に水産庁がザリガニなどを放流したためだとか、阿寒湖のマリモの密漁の話、エゾシカが増えすぎていることへの具体的な対策など、非常に詳しい環境面のガイドをしていただけた。

エゾシカについては、森林への食害がすすんでいるため、捕獲して食肉にする取り組みがすすんでいる。阿寒もみじといったブランド名で道内ではかなりスタンダードな食材になりつつあるという。帰阪してからのニュースで知ったが、捕獲地の情報なども盛り込んだトレーサビリティシステムも動き出しているらしい。旅行中は残念ながら食する機会はなかったが、一度食べてみたいものだ。

http://www.yezodeer.com/

写真は知床峠でのスナップ。国立公園内での鹿の捕獲は禁じられているがそれ以外の地域では捕獲可能だ。北海道にいるからエゾシカだが、奈良公園にいるニホンジカと同じ種類なのだそう。

ezoshika.jpg

ドライブ中、キタキツネにえさをやる旅行者の姿も見られた。
しかしこの旅行中、ついにエキノコックス症がいよいよ本州に上陸の恐れという危機的な情報に接することはなかった。エキノコックスは人畜共通病である。人体に寄生した場合薬では駆除ができず、手術によって病巣を摘出するほかない。感染すると多くの場合肝臓に腫瘤を作り、致死的な肝機能障害をひきおこすという。
エキノコックスは人体では成虫にならないが、イヌ科の動物等の体内では成虫になり卵を産む。近年ペットを連れて北海道を旅行し、そのペットを介して本州に持ち込まれる危険性が高まっているという。
しかし北海道内では風評被害を恐れてこの問題が旅行者にあまり発信されていない。
少なくとも山水を飲んだり、野生のキタキツネに触れたりしないことだ。

http://homepage3.nifty.com/iwaki-t/echino/

投稿者 kamimaki : 01:48

2006年09月01日

北海道へ(1)

夏の旅行は北海道へ。
個人的には4度目。この度は、釧路湿原、摩周湖、知床半島、阿寒湖をめぐった。

釧路湿原では時速30kmで走る日本一のろい電車ノロッコ号に乗る。
前日の雨のため、そばを流れる釧路川はチョコレート色だったが気にしない。気にしない。
塘路について、ハイ、ポーズ。
P1000009.JPG
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別の日に行った湿原の木道では様々な秋の花に出会う。ホザキシモツケソウのピンク色、サワギキョウの青紫が美しい。8月末の湿原はもう、秋色だ。
sawagikyou.JPGP1000059.JPGshitsugen.JPG

そんな釧路湿原の旅の途中、鶴居村に立ち寄った。
そこで大変な方にお会いして感動。
渡部トメさんは、鶴見台の自己所有地を開放し、丹頂鶴の保存のために、昭和37年から、40年以上にわたって給餌をされている方である。
http://www.vill.tsurui.lg.jp/web/PD_Cont.nsf/0/D3577EC79234196A49256DF6002287AB?OpenDocument

渡部さんの敷地内には、公衆トイレと自販機があって、ここに立ち寄る観光客からの収入で「もうけてます、アハハ」と屈託が無い。写真をご一緒にお願いしてもいいですか?と声をかけると、「やっほー」と喜んでくださった。
tomesan.jpg

そして、このあと、二組、4羽の丹頂鶴に出会うことができた。 鶴は夫婦の絆が強く、必ず2羽が一緒に行動するらしい。しばらくするとサラリと飛び立った。カメラにおさめられなかったけれど、忘れることができない優美さだった。

一羽の丹頂を見たら10年長生きするというから、40年の命の輝きを、給餌人トメさんと、鶴にいただいた思いだった。

投稿者 kamimaki : 12:28