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2006年12月31日
安曇川雪中歌
大晦日あと10分で新年だ。
あまりブログを更新できなかったが、来年はがんばろう。
本年はお世話になりました。来年もよろしく、お願いいたします。
年末29日に、滋賀県高島市へ出かけた。
当日は午前1時ごろから雪が激しく降り始め、訪問先の方から、「湖西線のダイヤが乱れていますのでお気をつけて」と朝お電話をいただいた。
大阪は晴れていたのに、京都に着くともう、雪がしんしんと舞い降りてくる。
湖西線は近江舞子に来ると吹雪。まるで別世界のように、雪が積もっている。降り立ったのは安曇川駅。吹雪は安曇川あたりでは霰になっていた。訪問先は、お菓子の工房mamie-naのゆやさん。
ゆやさん宅は、築100年ほどの民家。この地方独特の「川端」という屋内に引き入れた水路があり、そこには鯉が泳いでいる。川端の水は夏は冷たく冬は温かいというので手を浸してみると、外は20センチ以上も積もる雪なのだが、冷たさはほとんど感じない。
コーヒーと手作りのケーキをいただきながら、お互いの夢を話したりして過ごした。実は初めてお会いするのになぜかそんな感じがしない。華道家で空間デザイナーでもあるご主人のアトリエや蔵を見学させていただいて、市役所のHさんに帰路を送っていただいた。ゆやさん、Hさん、ありがとうございました。
湖西線はずっと20分程度遅れていて、待合は混んでいた。
待合に並ぶ地元の方々のお顔に、久しぶりに詩心を刺激されて歌を詠む。
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「安曇川雪中歌」
普通に自然でゐたいんです 窓にひとひらすぐ融ける雪
今発つてふメール着信した頃は 雪ん駅に立つてをりました
みづうみは 静かに雪をのみこんで くじらのやうにねてみえました
父さまのお家の中の川端に まるまる太る 黒黒の鯉
ぶぶ漬けの霰のやうな雪粒が かさかさ叩く 「わたしの傘よ」
「前駅を20分遅れで発車しました」待合の頬赤くほどける
投稿者 kamimaki : 2006年12月31日 23:50