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2007年07月15日
伊佐木
朝はまだ台風の風が残っていたけれど、空気が澄んで清清しい。
ベランダでは風にたたきつけられたゼラニウムのピンクの花びらが、白い壁面にへばりついていた。
無残であるが、花を失った葉の緑がむしろ色濃く見える。
坊主頭になった花芽また新たなつぼみが首をかしげている。生命力が強い。
夕ご飯は伊佐木の煮付け。
今旬の伊佐木はうろこを丁寧に落とし、身をおろさずにぶつ切りに。
薄口醤油、酒、味醂、生姜をいれたひたひたの煮汁につけて、火をかける。
骨と身の間からじわりと油が煮汁に浮かぶが、骨と身を離していないためにそれらはむしろ閉じとめられている。
伊佐木の骨は強い(こわい)ので気をつけて。
投稿者 kamimaki : 20:52
2007年07月06日
アレチハナガサ
今日は現地視察で和泉市の山へ。
植生実験をしている一叢のなかに、園芸植物のスターチスに似た草花を見て、(ついつい)写真を撮った。
家に帰って一息ついてから、特徴を写真で確認しながら植物図鑑をめくって調べると、
どうもアレチハナガサ(クマツヅラ科)というらしい。
もともと帰化植物で南アメリカ原産。学名はVerbena brasiliensis(ブラジルのクマツヅラ)。
スターチスとは似て非なるものなのだった。
荒地の、というように、枯れた土地でも育つようだ。
植生の回復実験といっても単に放置しているだけなので、たぶん回復といっても、過去からのこの山特有の植生にタイムスリップすることはないし、2-3年もすればこんなにぼうぼうと生い茂りました、というだけのことだ。なんらのロマンもない。
アレチハナガサもこの山に元々なかった外来種だが、いつの間にか土砂などにまぎれて定着(帰化)したものなのだろう。
大阪市立自然史博物館にいくと、大阪港での荷物にまぎれてさまざまな植物の種が国内に持ち込まれているのを知ることができる。植物でなくても、近年では泉州地域に上陸し、一時世間をにぎわせたセアカゴケグモが、すっかり府内に定着してしまった例がある。
人や物資が移動をする限り、閉じた生態系を守り続けることなど不可能に近い。
だからこそ。
「無為なる人為」は避けなくてはならない。
それにしても、ひさしぶりに図鑑をみくらべて、時のたつのを忘れてしまった!
投稿者 kamimaki : 00:46