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2008年02月09日
大阪も雪
今日の大阪は私立高校の入試。
にもかかわらず、雪が降ってしまって。
でかけるとき、近所の小学生たちが、おばちゃん、雪って食べてもいいのん?という。
まあ食べるんやったら、口あけて受けるとか・・・と、そらから綿のような雪が降ってくるのをしばらく見上げていたら、目がまわってしまった。
真っ白なそらから、羽毛を散らかしたように降って来る雪は、
視界を思いのほか立体的にするのだと気づく。
それに長靴のつま先が、しんしんとする。
足元をよく見て歩くと側を通った車が泥をはねる。
電線から傘にぽさっ、と雪の塊が落ちてくる
昨日よりも寒くなく、しかし空気がじつに重く感じる。
五感に「白」が、舞い降りてきた。
それにしても雪がこんなふうに積もるのは、大阪市内では久しぶりだ。
記憶に残る雪は、10数年前の米不足があった年だったりする。
乳飲み子がいて、米を食べねばお乳が出ない。
雪の中、自転車を押してとぼとぼお米を買いに出たのを思い出す。
その時2歳ほどだった上の子が、もう高校受験とは。
あらためて、わが国の食の乏しさが身にしみるこの頃。
あの雪の日も、結局外米をなんとか手に入れて、あるだけの国産米に混ぜて炊いたが、なんとも心許ない気持ちになったものだ。
この間、母親として子どもたちの食を守るためにできたことに何があっただろうか。
自問するに答えを見出せず、おろおろとする。
夕方にはひとまず落ち着いて、融けがちになった雪。
明日面接のある人の制服やスニーカーが、今夜のうちにしっかり乾きますように。
投稿者 kamimaki : 2008年02月09日 17:32