26:妻からの手紙
馬場朱美です。いつも主人がお世話になっております。
今日、日本の知人からおひな様のカードが届きました。開くと雛壇になるカードで、素敵な「日本」の香りを運んでいただきました。ちょうど主人と「明日はおひなさまだねえ」と話していたところです。毎年、おばあちゃんの家でおひな様を飾っていたのですが、今年はこのカードを飾って日本のおひな様をお祝いしたいと思います。
私のおなかも随分大きくなりました。こちらに来て歩くことが少なくなり、太ってしまったのでYMCAの会員になり、プールで泳いでいます。しかし帰るとお腹がすくので、ついついたくさん食べてしまい何をしているのかわかりません。ただ、運動をして体力をつけておかないと赤ちゃんを産むとき大変!と思って頑張っています。
こちらに来てチャレンジしなくてはいけないことばかり起きるので、どうして?と思うことがたくさんあります。神様が今まで怠けていた私にチャレンジをするよう求められているようです。
車の免許の取得、運転、お産、エキササイズに励むことなど・・・ また、娘が現地校になじむと友だちとの行き来が盛んになり、誕生会、お泊まり、学校の帰りに遊びに来たりと親とのおつき合いも出てきて、英語も満足に出来ない私が否応なしにしゃべらなくてはいけません。
家族でのおつきあいも広がりパーティに招かれることもでてきて、英語の話にあまりついていけず、ただわかったふりをして、にこにこしているだけの自分が情けないなあと思うこともあります。主人はわかるので会話できますが、私はところどころしかわかりません。そばで聞いていた娘から「ママ、今の話、わかってなかったでしょ。」と鋭く指摘されたりします。もちろん英語を習っているのですがなかなか・・・・。
それでも人間はハートだと思うことがたくさんあります。
私があまりわからなくて、かたことでもしゃべるとむこうが理解しようとしてくれます。今、留学生の奥様方のつどいに一ヶ月に2回、メキシカンの女性と週に1回、教会の英語のレッスンに週1回、個人レッスンに月2回、あと優実の英語のレッスンに週2回と外国の人たちと触れ合っています。英語もできないのにねぇ。自分でもよく行くなあと思っています。
言葉だけではなく、表情、態度で「ああ、この人とはついていけるなあ。いい人だなあ。」と感じます。これは本能的な勘でしょうか。
なんとかこちらで暮らしています。
日本のNHKのテレビを見ることもできますし、週末娘が日本人補習校に通うので日本人の友だちもでき、おしゃべりできる友だちもいますし、ここから高速で15分くらいのところには日本食を売っている大きなスーパーもあるのでとても快適です。サニーの七隈店くらいありますよ。ただ、美味しいパンと新鮮な魚はありません。もちろんケーキ、クッキーも・・・。日本は本当に美味しい物があります。味も繊細だし・・こちらのお菓子はとても甘く、シナモンなど入っていて私の口には合いません。
日本から母達が送ってくれる16区のお菓子や虎やの羊羹などは本当にうれしいです。おもわず福岡ではあまりたべなかったひよこが無性に食べたくなったり・・・明太子とか・・・ああ、とても懐かしい。
3月にはいって随分日が長くなりました。ポートランドにも桜の木がたくさんあり、楽しみです。こちらも暖かいのできっと早く花が咲くでしょう。今、水仙やピンクの小花、沈丁花が咲いています。椿も見ることが出来ます。春が待ちどおしいでね。今年は一度雪が降った程度で、最近は暖かく、とても日本の札幌と緯度が同じとは思えません。
最近、日本のお友だちとメールでやりとりをするようになりました。主人が勧めてくれるもので、恥ずかしいのですけど私からの「たより」を書かせていただきました。
それでは皆様、お元気で・・・。これからもよろしく。