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3:ポートランド・プロスポーツ事情・続編
大学のマクドナルドでは、水曜日はレギュラーバーガーが29¢、日曜日はチーズバーガーが39¢になります(それぞれ35円と42円)。それで少しまとめて買い込んでは、夜食に昼食に活用しています。スーパーでは日清のカップヌードルが3個1ドルで売っているし(つまり1個40円)、食べ物の安い国であります(味については、議論のあるところです。)でも、最近、近くのパブで遭遇した、焼きたての本物のハンバーガーは「うまい!」と思いました。少し身体がなじんできたのでしょうか。
前回の「プロスポーツ事情」に間違いがありましたので訂正します。野球のポートランド・ロッキーズは、「3A」ではなくて、さらに2つ下の「1A」でした。従って、今回の民営化計画によりポートランド市には現在のロッキーズに加えて、3Aのプロ野球団が新しくできることになります。お詫びして訂正します。
プロスポーツチームがいきなり2つも増えるってのは、すごいですよね。それで、勘違いしてしまいました。その「Deal」について、続報です。
収入見通しによると、新会社の出資利回りは18%にもなるそうで「儲けすぎ」とオレゴニアン紙は言っています。でも本当にそんなに儲かるの?という疑問も過去に失敗した3Aチームの事績をあげて提示しています。契約上の期限までに3Aの野球チームとプロサッカーチームを会社が買収できなければ、ご破算です。また、球場の設備工事とその維持管理受注の見返りに Enron Energy Serviceという会社から2百万ドルも寄付をもらうそうです。こそっとやればワイロなんでしょうが、公明正大に堂々とやると社会貢献なんでしょうね。
例によって「Q&A」が面白いので翻訳します。
Q.市のリスクは会社(PFE)と比べて、どうなの?A.PFEは運営上の赤字が出ればかぶります。出資者もまた、ロッキーズと、どこであれ新しい3Aチームが来期情けない状態だと、金を失います。新しいチームは、市が20年の債務支払いを終えるまで、ポートランドから出ていくことはできません。しかしチームやPFEが失敗することはありえます。3年続けて所定の収入をPFEが上げられなかったら、市は契約を終了できます。出資者は出資額の範囲内でのみ責任を負います。納税者が、市の債務33百万ドルの残債、毎年の元利支払いおよそ310万ドルについて、支払わされるハメになります。
Q.この取引はよその球場の場合と比べて、どうなの?
A.コンサルタント会社「Conventions,Sports & Leisure International」によると、3Aチームについて最近行われた14の他球場の例と比較して、ポートランドのケースはサクラメントに次いで二番目に良いものだそうです。今回のシビック・スタジアムの改修計画は、シアトル市と大リーグ球団マリナーズとの取引に比べたら、子どもの遊びのようなものです。マリナーズの新本拠地「サフェコ・フィールド」は5億17百万ドルもかかっており、市当局とマリナーズ球団が1億ドルの超過コストをどちらが負担するかで紛争になっています。1992年の当地のローズ・ガーデン競技場の例が今回と規模の点で近いでしょう。最初2億62百万ドルという値札がつけられていましたが、市が実際に公共投資を行ったのは34.5百万ドルだけでした。それでブレイザーズ(NBAバスケットチーム)に収益性のあるメモリアル・コロシアムを返すことができました。
「この取引は全米で二番目に良い」とかいうことが、いきなり断言されてしまうのですね。行政の業績についても客観的に評価しようという志向が強く、また実際相当にそういう評価を実施している米国らしい記事です。でも、「良い仕事」をした役所が、こうしてきちんと誉められるというのは良いことですよね。
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