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2006年01月25日
大田区視察
今日は、東京都の大田区を視察しました。
ものづくりのいわゆる町工場が集積したまち、大田区。
中小企業振興策を学習しました。
従業員規模数でいうと
従業員数が1~3人 工場数 3,088 構成比50.1%
4~9人 1,967 31.9%
10~19人 617 10.0%
つまり、従業員10人未満の工場が82%を占めるということ。
しかし冒頭面白いことを聞きました。
「図面を紙飛行機にしてビルの屋上から飛ばしたら、
その日のうちに製品となって出来上がってきた」
というくらい、大田区には技術力のある工場が集積しているということを表現したもの。
それでも工場数のピークは昭和58年で9,190。
平成15年が5,040。
ずいぶん減っている。
しかし、
1.「町工場」が「待ち工場」になったら生き残れない。
自社製品を持たない工場が減ってきた。
つまり、下請け依存ではなく、
ある分野で特定の技術を持っているところが残っているという。
2.仲間回し
工程が分業化している。前処理や後の処理などを技術力のある別の業者にやってもらう。
つまり仲間で連携が取れていて、無理・無駄なく納めることができている。
3.特定の系列の中でやっているところは少ない。
たとえば、ホンダ系列でホンダの部品だけをつくるというのではなくて、トヨタでも三菱でも何でもやるというところがほとんど。
つまり、得意先を分散しているというのが強みになっているという。
しかし、岡山とは違うというか大変に驚いたことは、行政のバックアップはすごい。
土地価格が高くなって購入できないので創業・操業をしやすくするために工場アパートを建設している。
平成6年にはテンポラリー工場(建替促進賃貸工場)を建設。
平成9年には、1階が工場で上が分譲住宅という工場アパートを建設。
ある意味もっとすごいものがある。
平成15年、廃校となった小学校の校舎を改修し、オフィス26室、共同研究室1室、共同事務所(シェアードオフィス)9ブースを設置している。
徹しています。
公費の投入と住民合意を尋ねると、大田区住民の12万から13万人が工場に関係する人々、とのこと。
まさに区を支える方々です。
特色を生かすまちづくりに脱帽です。
写真はレクチャー受ける様子。
もう一枚は、今日、新幹線から見事な富士山をパチリ。
同じ車両に乗っていた韓国からのツアーの皆さんに、
「アンニョン ハセヨ」
「こんな富士山めったに見れませんよ」というと、
ガイドさんがそれを皆に伝えて
さらに盛り上がってました。


投稿者 tajiri : 2006年01月25日 22:23