2008年08月04日
二枚の名刺
土曜日曜でいただいた二枚の名刺が気になるというか、日頃から考えていることを改めて確認させていただいたように思う。
一枚は土曜日
韓国富川市韓日親善協会会長の李行渉氏
ゆれる日韓の問題で、おかやま桃太郎まつりにお越しいただけなかった韓国富川市の訪問団。そんな中で行かないわけにはいかないとの思いから、お一人でお越しになられた方。
岡山市と富川市の友好都市縁組の原点となった方である。
「建設は死闘、破壊は一瞬」という箴言がある。
何年も何年も時をかけて友好都市縁組を結んだ。
当然、その期間中にも様々なざわつきはあった。
しかし、見事それを乗り越えた。
国レベルではない、地方レベル、民間レベルの両国の友好は重要であるとの信念から。
人々が直接に会い、交流を重ねることは、太古の昔から平和の原点であろう。
氏に心からの敬意と感謝の意を捧げたい。
もう一枚は日曜日。
熊本県観光PR推進委員会代表
岡山県在住の熊本県人会会長の上田勝廣氏
名刺には「肥後の国から吉備の里へ」岡山火の国会とも。
新幹線の熊本駅開業が2011年春。
岡山とは2時間半程度の距離となるという。
昨日終わった桃太郎まつりでは駅前にブースの開いてのPRを実施されたとのこと。
上田氏とは同じ町内に住んでいるということもあって、日頃から親しくさせていただいている。
その上田氏が一生懸命に語ってくれるのが「ザ・熊本」だ。
熱い熱い上田氏が、さらに熱く語ってくださる熊本。
それほどに古里はいいのだ。
古里とはそういうもの。
私にも県内ではあるが古里がある。
氏も私も今は同じ町内。
今はそこで生き抜く。
私には今住む町内もすでに完璧にふるさとである。
おかげさまで実に多くの仲間とともに暮らす。
実は今まで私は、氏が熊本出身とはまったく知らなかった。
氏はそのことを語ったことが無かったと記憶している。
それが、九州新幹線全線開業で両県の交流が現実のものとなった時、
氏がためていたパワー全開となったように思う。
そう、交流だ。交流こそが素敵なのだ。
そこに価値が生まれる。
お互いが素晴らしさを認め合い、交流を重ね、友好を深めることこそが喜びである。
そのことを改めて確認させていただいたように思う。
で、目下、私は「電子町内会」で現在のふるさと(町内)の方々と交流中。
8月2日から「ハナショー」で地域外の方々との交流期待値大と言ったところかな。
ところで皆さんはご存じないと思うが、
熊本市議会には「田尻」議員が3人もおるんよ!
本家は熊本じゃろうね。
(参考写真は後で携帯からアップします)
2006年09月01日
電子町内会を考える
あっという間に9月の声を聞きました。
とにかく早い、速い、はやいです。
さて、岡山日日新聞(平成18年8月24日付け)に掲載された「時論」を紹介します。
「電子町内会を考える」
岡山市議会議員・牟佐町内会長 田尻祐二
今年の夏はとても暑かった。セミの鳴き声も元気よく響いていた。地域での夏まつりや盆踊り大会も盛んである。思うに岡山市は大都会と違って季節感がある。町内会やコミュニティー組織などもしっかりしている。これはおそらく、地域に無関心ではおれないというプラスの指向性の表れではないか。
数ヶ月前、北海道夕張市が自治体としての「倒産」に当たる財政再建団体の指定を申請することが決まったというニュースが駆け巡った。保育料や水道料金が値上げされ、道路の補修でさえ簡単にはできなくなるという。そこに住む人たちにとって、大きなショックであることは想像するに難くない。しかし、国や自治体の財政がどうなろうと、住民は今住む地域から逃げ出すわけにはいかない。私たちの暮らしは地域を離れては存在しないし、自分の足元は自らの力で踏み固めていかなければならず、すべてを行政にお任せということは元より不可能なことである。そして、自然災害や事件・事故などは地域的に発生する。そこに住むということは、地域で起こる様々な出来事をいやでも共有するように運命づけられているとも思う。
岡山市は平成14年3月から電子町内会の取り組みを進めてきた。現在、23連合町内会および32単位町内会が参加している。これを単位町内会ベースで見ると、市内1,582町内会(合併前)のうち485町内会(9月1日オープンを含む)が参加していることになる。会員数は3,514人(7月現在)で、このところの会員増加の理由は、電子町内会のシステムを活用し携帯電話に地域の不審者情報などを配信する取り組みが始まったことから、小学校PTAをはじめとした関係者に登録が進んだことによる。電子町内会は関係者の努力で、現実の生活に役立つ道具として進化しているようだ。
私は依頼を受けて、岡山市の電子町内会の取り組みを紹介するため県外へ出かけることがある。そこでは、いつも3つの事例を紹介する。電子町内会を通じて①地域に新しいコミュニティーが誕生した。太戸の滝を守る会(市内では珍しい本格的な滝)、遊歩会(月に一度ハイキング)、スマイル会(地域の三世代交流)等など。②地域の課題が自己完結型で解決された。子供たちも通る道路にせり出した漆の木の伐採を、新しい住民が掲示板に要望。その書き込みを見た元々の地元住民がボランティアで2tトラック3台分の雑木を伐採。お互いは顔も知らない。町内会長は何もせず課題が解決された。③地域にある保育園など公的機関との連携が深まった。保育園に行くことのない住民であっても、保育園から発信される行事の写真を見てその状況を知ることができる。日常的にこれらに接すると、まさに「地域再発見」。電子町内会を通じて住民に新たなふれあいの場をもたらす地域資源の多さに目を見張るばかりである。
毎日、電子町内会の中でコミュニケーションに参加していた方が入院された。無菌室で病気と戦っておられる。一転して地域と隔絶された孤独な世界。ある時、病室からインターネットに接続することを思いつき、早速パソコンを購入された。長い闘病となったが、電子町内会を通じて自宅にいる時とまったく同様に四季折々の地域情報(写真含む)に接し、地域の人々との情報交換が可能となった。「兎追いしかの山、小鮒釣りしかの川・・」と歌われる美しい故郷。この心は、実は私たちが住むわが地域であり、現在ただ今この瞬間にあるのかもしれない。電子町内会で私はこのことを学んだように思う。
【写真の説明】
この日(7月23日)は、住民の手によるパソコン講習(写真手前)と電子町内会の運営委員会が同時進行しました。

2006年05月29日
大阪市立大学大学院創造都市研究科
私ごときで務まるものか??と不安半分で出かけました。5月12日です。
大阪市立大学大学院創造都市研究科のワークショップです。
永田先生の依頼でお引き受けしました。
約2時間、地元の電子町内会の説明と質疑、ほぼ全員から質問が寄せられました。
逆にこちらがいい勉強になりました。
実に楽しく、あっという間の2時間でした。

地域情報化全国セミナー
5月25日~26日に姫路市で開催された地域情報化全国セミナーに参加しました。26日には第一分科会のパネラーとして登壇し、牟佐の電子町内会の取り組みを紹介しました。
登壇者の方々もすばらしいメンバーでした。
ネットデイ(学校内にケーブル敷設を保護者たちボランティアでやってしまう)の取り組みを先駆的にやってきた姫路の和崎さん、住民ディレクター養成で地域の活性化を進める熊本の岸本さん、いい刺激を貰いました。
和崎さんからは、今流行のSNS(mixi)に招待してもらい、早速登録しました。SNSとはインターネット上での新しいコミュニティーの取り組みです。
従来の掲示板が荒らされて閉じるケースが多かったわけですが、SNSは誰かの紹介が無ければ入れない形のネットワークです。
熊本の岸本さんは「町内会がまるごとテレビ局になり得る」といいます。
昔は700万円のカメラを担いで番組を作っていたといいますが、それが今は、4~5万円のカメラ。それに1万円の編集ソフトをパソコンに入れてやれば、そこが編集局になるとのこと。
実際に「テレビは見るものではなくて出るもの」と言いながら住民たちが楽しく番組を作る様子には本当に驚きました。これならウチでもできるのではないかと思います。
先月の地元住民有志の太戸の滝の整備作業は、私は1時間ビデオカメラを回しました。
おそらく貴重な資料となると思うのですが・・、
どこでどのように編集し、お見せすればよいものかと思案していましたから、このお話はとても興味深いものでした。
映像を電子町内会に保存できれば最高です。
どうにかならぬかと提案してみます。
それから、デジタルミュージアムへ行けば住民が撮影した地域の映像を見れるというのでもよいかもしれませんね。
電子町内会の取り組みも参加者の方からは高い評価をいただきました。
この日は長野県のS市役所の方が「ぜひやりたい」と。
長崎県の方は「以前、岡山市の担当の方からお話を聞いたことがありますが、今日は現場の実際を聞くことができてよかった」と。
それから、阪神大震災に学んだ西宮市の取り組みは大変興味深いもの。
西宮市電子自治体推進担当理事 CIO補佐官 吉田稔氏からの取組み紹介がありました。
災害弱者を市役所の情報が縦割りでないために地図上でもデジタル化されています。
航空写真上でも災害弱者のお住まいの家が完璧に把握できているわけです。
そして、災害時は誰がどこに避難しているのかというデータ作成も非常に簡単にできるというもの。
このように情報を市役所が横断的に活用するということは、簡単なようで、全然できていないのです。
とても参考になりました。やればできるんですね。
ICTも現実の生活に役立つツールとして生かさなければと思います。

2005年11月17日
人々が集まって来るということ
今日は電子町内会について岡山大学の学生が取材に来ました。
同行の教授はなんと安宅先生(元岡山市長)。
写真のとおり公民館活動の書道の方々が協力をしてくださいました。
あれ?今朝の朝市には前市長(萩原衆議院議員)の夫人が来られていましたぞ。
歴代市長経験者や関係者の方々が、わが町内へお越しになったことになる。
これは多分いいことだ。
活性化の証左ではないだろうか?

2005年11月13日
電子町内会運営委員会
月例の運営委員会できっちりと議論できました。
あわせて、新年号の町内会新聞の検討も。
不思議にさわやかさが残る。
おそらく、遠慮のない議論があるからだ。
きついときには「きつい」と。
異議があれば「異議あり」と。
無理に我慢して頑張ることはない。
それはどこかにしわ寄せが来る。
そう思うと、遠慮のない意見交換と
それをきちんと受け止めるメンバーの真面目さ。
持続に最も重要なことは間違いなくこれだ。
感謝

2005年10月27日
カテゴリー追加で電子町内会
電子町内会はコミュニケーション・ツールであると考えていたので、カテゴリーには項目を置いていませんでしたが、やっぱり置かないとだめかナーと思いましたので。
今年は突然にコミュニティーから断絶し、病室の天井とニラメッコという町内会員が再び病室から電子町内会にデビューしたりと、新たな事例・発見にどきどきするようでしたが、
先日はお祭りで拾った子供の財布が、写真付の電子町内会の掲示板を通じてスピーディーに落とし主に戻りました。
またまた感動しています。